主な研究テーマ

坂内研究室で行われている研究

  • 嗅覚ディスプレイの開発
        慶応義塾大学と共同で開発した嗅覚デバイスで、実験を行っている。
   現在、デバイスの老朽化に伴い現研究室でも嗅覚デバイスの開発を
   行っており、あと少しで実用段階といったところまで開発が進んで
   いる。
   コンピュータで細かい制御が可能なため、正確な射出ができるのが
   特徴。





  • 香りの情報処理
        香りを記録し再現したり、そのデータをもって遠隔地に香りのデー
   タを送るといった新しい五感の扱い方ができるようなシステム作り
   やアプリケーションの制作を目指して、香りの表現方法や処理方法
   の研究を行っている。

  • 脳・生体反応計測
        人間が香りを感じたときに脳がどのように反応するのかや脈拍や呼
   吸といった生理的な変化がどのように起こるのかを研究している。
   例)パルスオキシメーター(指に挟み測定する機械)で、脈拍や動脈
     血酸素飽和度を計り、香りや味を感じた時にどう変化するのか
     を見る。



  • 複合現実感インターフェース
        コンピュータで生成される仮想世界と人間の暮らす現実世界を複合
   現実感を用いて、継ぎ目なく融合させる。そしてごく自然にコンピ
   ュータと対話できるインターフェースを研究している。
     この複合現実感を増すために、キャラクターに影を付けたり、アバ
   ターの各部位を現実に近いものに合わせたりするといったことが行
   われている。





  • 複合現実感コラボレーションステム
   複合現実感を利用して、遠隔地にいる人たちがあたかも同じ場所に
   いるようなコミュニケーションを行えることを始めに、効率的に協
   調作業できるコラボレーションシステムの研究を行っている。
   この技術は危険な場所での機械作業や医療現場にも実用化されてお
   り、発展が見込める。また当研究室では、ライブ会場を再現するこ
   とで臨場感はどう出るのかといった研究を行っている。




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