2019年12月6日金曜日

12/1(土) KAITシンポジウム

学内でシンポジウムが行われました。
簡易的な内容としては、『高齢者に関する研究』 です。
『高齢者×先端技術』 と言ってもいいかもしれません。

10時~13時は、先端技術研究センターでパネル展示を行いました!


13時からシンポジウムが行われるため、その前座となります。
その中で、当研究室は『嗅覚と認知症』についての研究を発表。


・嗅覚を数値化して、高齢者と若年者を比べたところ嗅覚の変化を感じる香料があった。
・基準を作ることが出来れば、健康診断に使えるかもしれない

ということを中心に、パネルの前で説明していました。

シンポジウムが終わり、パネルディスカッションという著名な先生方が今後の高齢者と先端技術の付き合い方を話し合っていました。

質問応答のアルバイトを担っていたので、聞き耳をしていたという形なのですが。
個人的には、産業能率大学の川野邊教授の意見がとても印象に残りました。
というのも、意見が的確なうえ、その視点では見なかった!みたいな意見もあり。
面白いな……とメモを取っていました。

その後の懇親会で、12階でのパネルを設置していましたが
基本的には午前中に聞きに来てくれた人がほとんどでしたので、
来客はあまりありませんでした。

(検収センターの職員さんが熱心に聞いてくださり、楽しかったです)

今後増えていく高齢者と、進んでいく技術発展。
これがうまく融合して、快適になっていく場がこのKAITから発信できるといいですね。

TBSラジオ さんが記事にしてくれました!
https://www.tbsradio.jp/433917

2019年11月5日火曜日

11/2(土),3(日) 第44回幾徳祭

2019年 第44回幾徳祭にて坂内研究室は研究室公開を行いました。




展示作品の詳細はこちら → 告知ページ

土曜日には34名の方が、日曜日には73名の方が訪れてくれました。
研究室の展示の約半割は、HMD着用のため、13歳以下向けのゲームが好評でした。

また似顔絵を作成してくれるAIも人気でした。
5分ほどでクオリティ高めの似顔絵が得られるのがよかったように思います。

ゲームに関してですが、じゃんけんゲームだったところを日曜日は間違い探しゲームに変更しました。というのも、大人の手で認識させていたため、子供の手では反応しなかったり、声の判定がうまくいかなかったりといった問題が起きたためです。

うーん、難しい……。

そんなトラブルはありましたが、概ね回すことが出来たので満足です。
(自分は展示場所の誘導しかしていませんでしたが……)

来場者の方にも、楽しんでいただけていたら幸いです。

2019年10月14日月曜日

2019年 第44回幾徳祭 告知

2019年 第44回幾徳祭にて坂内研究室は研究室公開を行います。






日程:11月2日()、11月3日(
※両日ともに坂内先生は在室


時間:10:00 ~ 17:00
場所:K1号館 10階 1007室(坂内研究室)

展示作品

ARミク




頭にかぶるヘッドマウントディスプレイを使って、ミクとおしゃべりをしよう!




浮かんでくる選択肢を声に出すと、それに反応してミクが研究室の紹介をします。
(元々、初音ミクは歌を歌うソフトウェアですが、手動で喋っているように設定してあります ← これが一番厳しい)

自分の動きに合わせて、目線が動いてくれるので現実感はたっぷりです♪


VR




同じくヘッドマウントディスプレイを被って、体験する作品です。
手に持ったコントローラーは、VR空間内では綺麗なサイリウムに。
目の前には、曲に合わせて踊ってくれているミクがいます。

現実と違って、折るタイミングを考えずに臨場感MAXでライブに参加しましょう!
またVRですので、かなり近づいて応援することも可能です。
(近付きすぎると、後ろに下がってしまうので注意!)


似顔AI




ビデオカメラを使って、顔を撮影します。
その画像をパソコンに取り込み、似顔絵を学習させたAIに渡すと……

似顔絵が作成されます!

作成された画像はQRコードで、即時持ち帰ることができます。
ぜひ、体験して自分の似顔絵を保存していってください♪


Kinectゲーム(Janken & Treat!!)




「じゃんけん、ぽん!」

Kinectという、体をコントローラーにできる装置を使って、じゃんけんをしてもらいます。画面の前で、上の言葉ともにグーとチョキとパーを出します。

すると、コンピュータが手の形を読み取って勝ち負けを判断します。

その勝敗によって、商品を差し上げます!
(参加賞は、貰えるので気軽に参加してください)

目指せ、じゃんけん王!







幾徳祭のHPはこちら<幾徳祭ホームページ

ホームカミングデー

2019.11.2(土) ホームカミングデー開催
幾徳祭と同時開催なのでぜひ、この機会にご参加ください。


2019年10月9日水曜日

10/4(金) タウンニュース

『Hack U 2019 TOKYO』にて、ヤフー賞を受賞したことがタウンニュースにて取り上げられた。

タウンニュースの記事はこちら
『Hack U 2019 TOKYO』の記事はこちら

2019年10月1日火曜日

9/17(火) ~ 9/19(木) 日本味と匂学会第53回大会

高知県で行われた『日本味と匂学会第53回大会』に参加してきました!




当研究室では、味覚ディスプレイの展示を行いました。


味覚ディスプレイ


ピエゾ振動子という電圧をかけると振動する小さな板を使い、霧状に射出するという提示方法を採用しています。


噴霧イメージ図


味の研究は食品会社を中心に進められていますが、正確な味覚の検査はあまり行われていません。以前から使われている提示方法は、『液体に浸したろ紙を舌の上にのせるもの(ろ紙ディスク法)』『マイクロピペットで液体を舌に垂らすもの(滴下法)』があります。

この方法では、味覚溶液をどのくらい舌に提示したのかがわからないのが難点です。
(例えば、溶液の量によって感じ方が異なるかもしれない)

そこで、このピエゾ振動子を使った提示方法です。
これならどのくらい噴射したのかを設定できるため、そういった難点をクリアしています。

またこの方法が従来の提示方法と差がないか調べたところ、差がでないことがわかりました。そのため、新しい提示方法として認められました。

現在、このディスプレイを用いた実験を行っています。
甘み・苦味・酸味・渋み・旨味 の五つの味を使い、提示順番と濃度を変更することで味の感じ方がどのように変化するのかを調べています。

展示模様


発表タイトルは『2種類の味溶液が噴霧可能な小型味覚ディスプレイの開発』。
ポスター番号は48番を割り当てられました。






(スーツ姿で説明をする図)


大会全体の詳しい話はこちら → 日本味と匂学会第53回大会ページ

2019/9/13(金)・14(土) 東京ゲームショウ

神奈川工科大学は毎年東京ゲームショウに作品を展示しています。

その中で、坂内研究室も展示を行いました。
展示したのは『似顔AI君』。




その名の通り、リアルな顔画像を似顔絵に変換してくれるAIです。
簡易的な手順としては、顔画像と似顔絵を用意し、

「この顔画像の特徴は似顔絵にするとこうなる!」

といったことをDeepLearningでAIに教え込んでいきます。
するとAIが学習し、顔画像から特徴を取り、似顔絵を生成してくれるといった仕組みになっています。

こういった公の場で何度か展示していますが、かなりの高評価を得ています。
処理時間も1分もかからないため、写真を撮ってすぐに似顔絵を持ち帰るということが可能です。

また顔画像とともにQRコードが出るようになっているため、スマホですぐに画像を保存して、SNS等のプロフィールに使用することができます。

インターネット、主にSNSではプロフィールがその人の印象に直結するので、プロフィール画像を悩む人は多いかと思います。

例:ふわふわ柔らかめな画像を使うと、若めの女性だと思われる
  バイクや車の画像を使うと、30代近い男性に思われる
  など。

しかし、日本では顔を出すことは忌避されがちなので、本人の印象を与えつつ勘違いを与えないためには似顔絵が適当になっていくと思います。


展示している様子

集合写真


神奈川工科大学のホームページのニュースでも取り上げられました。
→こちらから←

2019年9月20日金曜日

2019/9/11(水)・12(木)・13(金) 第24回VR学会参加

第24回日本バーチャルリアリティ学会が開催されました。
開催地は東京大学です。

当研究室は、13日で『嗅覚デバイス』の展示を行いました。

今回展示したのは、『FraganceJet』と呼ばれる嗅覚デバイスです。
展示したのは以下の四つ。


FraganceJet Ⅱ

FragranceJet Mobile

FragranceJet Medical Check

FragranceJet Vibration


先駆けとなるⅡとMobile、MedicalCheckは慶應義塾大学との合同研究で開発されました。
この三つは、インクジェットプリンターの構造を模しており、レベル単位での射出が可能です。これによって、ニオイの再現が可能になります。

最後の四つ目は、現在研究室で開発されている最新機です。
前までのインクジェットプリンター構造から離れ、ピエゾ振動子という圧電素子を使って霧状に射出します。

完成すれば、『タンクが透明なので残り容量がわかる』『(粘度の関係で)使えなかった香料が使える』といったメリットがあります。また3Dプリンターでも作成が可能なので、破損しても替えがきくという点もあります。

実際に会場で動かしたのはこの四台目になります。
会場では、様々な嗅覚デバイスがあり、その中でも当研究室の『香料の射出を細かく制御できる点』が評価してくださる方が多かったです。

嗅覚 に対して研究を行っている研究室が集まっていたので、他の研究室ではどのようなことを行っているのかといった研究室間での交流も盛んでした。
(というのも、嗅覚に対する研究を行っている研究室が少数なため)


参加した皆様、お疲れさまでした!('◇')ゞ


2019年8月29日木曜日

2019/8/18(日) 神奈川工科大学オープンキャンパス 

神奈川工科大学のオープンキャンパスが開催されました。

研究室公開で、当研究室は




『ARミク』
AR空間に初音ミクのモデルを表示し、対話ができるシステム。



『嗅覚とAR』
WebカメラでARを表示させる板を認識し、そのモデルに応じて香りを出すシステム。



『AI似顔絵』
DeepLearningを用いたAIを作成し、そのAIに顔画像を入れることで似顔絵が自動的に生成されるといったシステム。



の三つを展示しました。


10時近くから多くのお客さんが訪れてくれて、時には外に列ができることも。
その中でもARミクが人気で、集団で来られた学生さんはスイカ割りをしているような楽しみ方もしていました。(右行って、回り込んでみて……など)

中には、将来どうしたらいいのかといった相談を持ち掛けてくれる高校生の方もいらっしゃいました。やはり進路決めというのは難しいことですよね。自分は出来るだけ答えたつもりですが、人それぞれに事情があり、夢や思いがあり……。

自分の意志で決めて満足できる進路を選択できることを祈るばかりです。

実際進んでみてから、考え直す人もいます。
将来を考えるのは大事ですが、考えすぎるのも毒なので、何事もほどほどにするというのがおすすめです(筆者の個人的感想)。

オープンキャンパスはそういった場でもあるので、どんどん質問していきましょう。

また研究室の公開が予定された際には、このサイトでも告知しますので
ぜひ訪れてください。

場所

K1号館10階1007室 が今回の展示場でした。
普段もここで研究生が研究を行っています。

2019年8月28日水曜日

2019/8/10(土) HackU

7/22から9/6まで、全国各地で開催されているYahoo!主催の学生ハッカソンHackU。

5か所行われるうちの『Hack U 2019 TOKYO』に当研究室メンバーが参加しました。




チーム名は『けーびー』。(KaitBannnai → KB → けーびー)
作品は『TUMちゃんキッチン』です。




内容としては、
食材が余った時スマートフォンで食材を撮影すると、その食材を認識し、Yahoo!のレシピ検索を自動で行ってくれるというもの。

会場では『人参』と『じゃがいも』、『サバ』を使用し、実演を行いました。

「180秒しか発表時間がなかったので、なかなかまとめるのが難しかった……」
というのは先輩の談。



結果


Hack U 2019 TOKYOのキービジュアル画像
引用元 https://hacku.yahoo.co.jp/hacku2019tokyo/


毎年大勢の参加者がいるこの大会で、
なんと『ヤフー賞』をいただくことができました!(写真左側)

やるべき部分(食材を認識する)を見極め、Yahoo!の検索を活用した点が評価されました。
賞状もいただき、研究室に飾られています。

他の受賞した作品も、『お、あったらいいな』をそそられるものばかり。
画像の引用元から、各賞の概要が見られますので、一度ご覧ください。


2019年6月3日月曜日

2019/5/31(金) Welcome Party

タイからの留学生 Tung君がやってきました。
同じく清原研究室へやってきた留学生のNop君との懇親会も兼ねて、両研究室メンバーでの合同Party開催!

メニューはたこ焼きと焼きそば。
各奉行による監督の下、たこ焼きと焼きそばの調理を初体験。


Welcome!